本校の校訓を紹介するよ(2/3)

校訓の二つめは、
「一、本校生徒は常に智徳を研磨し礼儀親和を重んずべし」です。
 礼儀親和という四字熟語はないようです。"礼儀"と"親和"を続けて読んだものと思われます。"礼儀"は人間関係や社会生活の秩序を維持するために人が守るべき行動様式。特に、敬意を表す作法。"親和"は互いに仲良くすること。
 "智徳"は"知徳"と書く方が一般的なようです。知恵と人徳を表します。研磨とあることからも、生徒自身に備わっている知恵や人徳を常に磨き続けるよう呼びかけています。
 よって校訓の二つめは、自らを高めようとする姿勢を持ちつつ、周囲との関係も大切に考えて交流していく、ということでしょうか。
 自分にとっての課題に向きあい、また周囲との対話を駆使して、課題解決に向かう姿勢は、現代の学びの姿勢にも重なるところがありますね。(三つめに続く)