本校のスクール・ポリシー(三つの方針)を紹介するよ(1/3)

★グラデュエーション・ポリシー(育成を目指す資質・能力に関する方針)
~卒業までにこのような資質・能力を育みます~
①社会の価値創造に寄与できる力を育成します。
②自分の居場所に主体的に粘り強く関わろうとする態度を育成します。
③自分と他者の人権を共に尊重する姿勢を育成します。

ちょっと語ります。
<①について>
価値を創造するとはどういうことか。価値とは何か。
お金を例に考える。お金はそれ自体に価値があるのか。そうではない。お金を「価値あり」と判断する人間が居て価値が生まれる。なお、動物などにとってお金は人間ほどの「価値はない」。
また、食品廃棄物などの生ごみは人間にとって一見価値がないように見えるが、微生物にとっては種の繁栄のために価値のあるものである。
つまり、価値とは、「主体者」と「客体物」の「関係性」といえる。この「  」の3つのいずれかが欠けても価値は生じない。価値を創造する、とはこの「  」のいずれかまたはすべてにあなたが息吹を吹き込むこと、と理解することもできる。
<②について>
自分の居場所とある。今生きているこの場所、瞬間に責任感をもって振る舞うということ。粘り強く、は新潟県民の強みかと。逆の意味の言葉は、いつか、どこかで、あとで、現実逃避、彼方で、以前はこうだったから、前例踏襲、など。耳障りはよいが、気をつけねばならない言葉である。
<③について>
人権とは何か。目に見えないけど、本当にあるのか。あります。あなたが今まで生きてきて感じたこと、今この瞬間の思いなどが人権を確信するカギになると思います。

①~③を胸に社会に出れば敵はなし、です。敵はなし、とは敵に勝てる、ということだけではないです。敵を作る必要がない、ということです。

次回は「カリキュラム・ポリシー」を紹介するよ